みんなの薬理学ノート~その6~

フォーリア

2008年07月25日 22:54

縁あって看護学校で「薬物と看護」の非常勤講師をやっています。
このコーナーでは講義での一端を元に書いています。

まずは小テストの話から

ドパミンについて誤っているのはどれか?
1)ドパミンは中枢の主な神経伝達物質の1つである。
2)ドパミンは強心作用があり、急性循環不全時に点滴静注される。
3)パーキンソン病では大脳基底核のドパミン量が増加している。
4)ドパミンは血液・脳関門を通過できない。

さて正解は?

それにしても、ドパミンは脳内ばかりでなく心臓にも作用するという、異なる働き(作用)を持っていることが面白いと思います。
ちなみに、1つの薬で複数の薬効を持つものは沢山あります。
たとえば、リドカインは麻酔薬(おもに表面麻酔)と不整脈治療薬に使われますし、コデインは鎮痛薬(痛み止め)、鎮咳薬(咳止め)、止瀉薬(下痢止め)として使用されます。
薬って本当におもしろいですね。
                                  T.M.

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