レンコンで花粉症退治
レンコンは漢方医学の分野でも止血作用や抗炎症作用などの効用があることが知られていた。
レンコンに含まれる
ムチン、タンニン、ポリフェノールなどが大きな役割を果すという。
レンコンの成分が、体内のアレルギー反応を増幅させるリンパ球の発生を抑え、結果として花粉症の原因となる抗体の発生を抑えるという。
さらに、アレルギーを抑えることで知られる乳酸菌を加えることで、原因となる抗体を約1・2倍減らすことができ、相乗効果も期待できる。
約620人を対象に臨床試験を実施し、開発した配合物を粉末にして、みそ汁やお茶などに入れて摂取してもらったところ、3カ月で81%の人に花粉症の症状の改善がみられた。
日常的に摂取することで食生活の中で体質改善を行い、アレルギーの一種である花粉症を抑えることができるという。
「これまでの治療法は一時的に特定の症状を緩和させる『
対症療法』だったが、今回は体質改善治療で、副作用も全くない」とのこと。
今後の花粉症対策として、期待が持てそうだ。
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